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サバンナの思い出(7)

2022年12月16日(金)

2004年に訪れたケニア共和国の思い出をまとめたアフリカ紀行の第7回です。今回は「マサイマラ国立動物保護区(その3)」でキリンの群れとチーターの親子に遭遇しました!

広大なサバンナをサファリ・カーで走っているとインパラ、イボイノシシ、グランドシマウマなどがゆったりと草を食べる光景にたびたび遭遇します。サバンナの豊かさを象徴する光景ですが、動物園と違って囲いのない状況では、肉食動物がいつ襲ってくるかわかりません。

しかし、高い位置からサバンナを見渡すことができれば、遠くの危険もいち早く知ることができます。 キリンは全高が4m~5mあり、その高い視点と優れた視力は動物一といわれています。 そのため、キリンはサバンナの見張り役として、他の草食動物から頼りにされる存在です。双眼鏡を使ってよく観察してみると、他の草食動物たちがキリンの目線にいつも注意を払っているのがわかります。 もし、キリンの群れがいっせいに同じ方向を眺めていたら・・・。 その目線の先には危険な肉食動物が迫っているかもしれません。

また、サバンナでは草食動物と比べて、大型の肉食動物は頭数が圧倒的に少ないため、なかなか出会うことができません。ガイドさんによれば、ポイントは限られているようです。例えばチーターは自慢の俊足を生かすために短めの草丈の場所を好み、ヒョウは木の上や小高い場所を好みます。そんな中で、タンザニアとの国境付近でチーターの親子に出会うことができました。その時の胸の高まりは今でも忘れることができません。 次回はライオンの狩りに遭遇します。

チーターの親子.JPG

チーターの親子

キリンの餌となるアカシアの木.JPG

キリンの餌となるアカシアの木

マサイキリンの群れ.JPG

マサイキリンの群れ

12月25日(日)はクリスマスです。東山動植物園からのプレゼントは「種の保存をテーマとした東山再生フォーラム」です。今回はアジアゾウの講演・報告、メダカの報告です。参加は先着順となります。聴講を希望される方は電話又はメールのいずれかでお申し込み下さい。詳しくはコチラ

その他にもいろいろと年末年始のイベントを企画しています。急に冬らしくなって、風も冷たくなってきました。暖かくしてご来園下さい。

★クリスマスイベントはコチラ

★正月イベントはコチラ

動物園長 黒邉 雅実

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