植物園の見どころ情報
春夏秋冬の魅力
植物園では自然の地形をそのままに活かしたかたちで植物を展示しているので、市内中心部にありながら四季折々の情緒を楽しんでいただけます。
季節ごとに移ろいゆく風景が何度足を運んでも新鮮な驚きを与えてくれます。
それぞれの時期に見ごろを迎える花は毎月更新の花マップをご確認ください。
施設の魅力
植物会館
植物園門を入って左の建物で、伊藤圭介記念室や相談コーナー、ガイドステーションがあります。
また、年間40回におよぶ植物に関係する展示会や、それぞれの展示会に合わせた講習会などを開いています。
伊藤圭介記念室
江戸末期から明治時代に活躍した日本を代表する植物学者、伊藤圭介の蔵書や遺品を展示しています。
植物学のみならず、医学や鉱物、民俗など幅広い分野に関する蔵書や遺品が、この郷土の偉人の多彩な活躍ぶりをしのばせます。
なお、収蔵品のうち1,690点が名古屋市指定有形文化財に指定されています。
温室
植物園の温室には、昭和12年の開園当初から公開している「前館(ぜんかん)」(平成18年に国の重要文化財に指定)と、昭和35年以降に順次開設した「後館(こうかん)」と呼んでいる部分があり、熱帯・亜熱帯気候に生育する美しい花や、奇妙な葉など、さまざまな姿の植物をご覧いただけます。
前館は、現存する日本最古の公共温室で、平成25年から令和2年にかけて、昭和12年の開園当時の姿に戻す保存修理事業を行い、令和3年4月23日から再びご覧いただけるようになりました。「東洋一の水晶宮」と呼ばれた美しいたたずまいと、多様な温室植物との調和のとれた姿をお楽しみください。
なお、東山動植物園では、令和3年3月に策定した「国指定重要文化財名古屋市東山植物園温室前館保存活用計画(改訂)」に基づき、重要文化財(建造物)である温室前館の保存・活用に取り組んでいます。
也有園
お花畑
見晴らし抜群の高所にあるお花畑です。年や季節によって様々な種類のお花を楽しめます。展望休憩所もあります。
※現在、整備工事のため観覧できません。2023年度にリニューアルオープン予定です。
春になると隣接する「桜の回廊」で100種1,000本の多種多様な桜が咲きます。
合掌造りの家
昭和 31 年に岐阜県白川村から移設された貴重な建物です。家の中を一部観覧することもできます。
すぐ隣には奥池が広がり、近くの湿地園ではシラタマホシクサなどが楽しめます。
バラ園
こども動物園に隣接するバラ園では四季折々のバラが楽しめます。特に春と秋には多種多様のバラが咲き乱れます。