アビシニアコロブス
今回紹介する動物は、まず手の写真を見てもらいたいと思います。
次に足の写真。
足の親指はちゃんと長い指があります。
この動物は、北園サル舎にいるアビシニアコロブスです。
コロブスという名前はギリシャ語で「欠落した」、「切断されたもの」という意味の「kolobos」が語源といわれており、手の親指が短いことからこの名前が付けられたのではないかと考えられます。
野生のアビシニアコロブスの主食は木の葉ですので、こうした進化を遂げてきたのではないでしょうか。
動物園ではこの手で木の葉だけでなく、野菜も上手に食べている姿をみることができます。
一度北園サル舎に見に来てください。
動物園飼育第二係 山本 哲生