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ワライカワセミの雨よけ屋根

2015年04月19日(日)

北園のキジ類が飼育展示されている獣舎棟には、ワライカワセミが二部屋並んで展示されています。

片方の獣舎に親鳥たちが、もう片方の獣舎にはその子供たち二羽が展示されています。
この二羽の子供のうち一羽は足が悪く細い枝に止まれないため、獣舎の中に角材が止まり木として置いてあります。
雨が降るとカワセミは普通木陰に隠れて雨を凌いでいますが、この角材の止り木が雨降りの時に濡れる位置ということもあり、雨が降ると足の弱いワライカワセミの仔一羽は体が濡れてしまいます。

そこで、足の弱いワライカワセミが濡れないように角材の上に屋根を設置し、できる限り角材をより濡れにくい位置に動かしました。




これで足の悪いワライカワセミの仔も雨降りの時に濡れずに暮らせるようになりました。
足の悪いワライカワセミも雨が降っても快適に過ごせる。
これも動物エンリッチメントの一つですね。

動物園飼育第二係  藤 秀幸 

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