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ゴリラ近況 キヨマサの遊びの章

2014年01月30日(木)

ニシローランドゴリラのキヨマサ(オス、2012年11月生まれ)は、まもなく生後1年3カ月となります。

またひとまわり大きくなったようで、1月19日に計測した体重は、9.7キロでした。
10年前、アイ(メス、2003年2月生まれ)が1歳過ぎた頃、体重はやはり10キロくらいでした。
成熟したおとなのゴリラでは、オスの体重はメスの2倍くらいになりますが、1歳頃では体の大きさについて、まだ性差はないようです。

体が大きくなるにつれ、行動する範囲が広がってきました。
母親のネネのもとを離れ、ネネから見えなくなるような遠いところまで出かけていくもあり、そのたびに、ネネは後を追って探しにいかなければいけません。

また遊び方も多様化してきました。天井からつり下げてあるロープの使い方が巧みになり、ぶら下がりながらブランコのように反動をつけて、ロープの間を移動していきます。



最近は体を回転させて遊ぶことを覚えたようで、床の上で人のように二足で立ち上がってダンスをするようにクルクル回り、そのうちに足どりがふらふらとなって、コテンと倒れるということを繰り返し続けることがあります。

そのほか、ブレイクダンスのウインドミルという技(ネットで調べました!)のように、あおむけに寝ころび、背を床につけ、床を足で蹴った反動で水平に回る行動も見られました。
この技(?)は、アイが子供のころにも見られた行動です。
この姉弟独特のものなのか、それともゴリラの子ども一般に見られる行動なのかはよくわかりません。


アイの背でくつろぐキヨマサ


キヨマサは次々とおもしろい行動を見せてくれます。ゴリラの子供の行動観察は、飽きることがありませんね。


動物園飼育第二係  澁谷 康

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