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その後のアキコ

2013年06月14日(金)

今回は、片腕のチンパンジー、アキコの近況を報告します。

5月20日のブログで、ローリー、ユリ、カズミ、リキの4頭との同居を無事終えたことをお伝えしましたが、5月27日にオスも交えたすべてのチンパンジーとの同居を再開させました。

全頭同居直後は、なかなかオス達、特にボスであるリュウへの挨拶ができなかったアキコですが、1時間かけやっと挨拶をすることができました。
リュウはなかなか挨拶ができないアキコに対して怒るわけでもなく、ただ、わざと距離を置いていましたが、挨拶が終われば以前のように優しく受け入れていました。



自分の体をリュウ(左)に預けるアキコ(中)。その様子を伺うリキ(右)



ちょうどアキコは発情中だったのも幸いし、チャーリーにも優しくされていました。ただし、チャーリーがアキコに近寄ったり、オスっ気を見せたりするとリュウはチャーリーを怒っていました。

約2週間が過ぎたチンパンジーの群れですが、アキコの発情が終わってもリュウは優しく接しており、まるでハンデを持つ仲間を守っているかのようです。

あとは待望の赤ちゃんを待つばかりです。
これからも温かくチンパンジー達を見守ってください。



グルーミングし合うリュウとアキコ




動物園飼育第二係  近藤 裕治

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