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ゴリラ近況 サックノブの章

2012年12月10日(月)

ニシローランドゴリラの赤ちゃんが誕生して1ヵ月が過ぎました。順調に成育しています。

さて、今回はサックノブのお話です。もともとの英語で表記すると「suck knob」となります。「suck」は吸う、「knob」はドアノブのノブのことでこぶという意味です。

そして、この二つの単語からなる「suck knob」という言葉は、ゴリラの赤ちゃんがお母さんのおっぱいを吸うことによりほっぺの両側にできるこぶのような突起物を指します。



サックノブ部分拡大写真


サックノブができていることは、赤ちゃんがおっぱいをよく吸っている証拠のひとつになります。想像したくないのですが、もしサックノブが消えていたら、なんらかの事情で赤ちゃんがおっぱいを吸っていない可能性があります。

私たちは直接、赤ちゃんの体に触れることができないので、サックノブの有無のほかに、おっぱいを飲んでいる時間、飲む回数、ウンチの色、形、におい、体の動き、鳴き声などで赤ちゃんの体調を判断しています。

この写真では、はっきりサックノブが現れていますので、赤ちゃんはたくさんおっぱいを飲んでいるようです。


動物園飼育第二係  澁谷 康

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