サル舎A棟のリニューアル
昨年の暮れからサル舎A棟の運動場をリフォームしています。
朽ちた止まり木やボロボロになった麻のロープを新しいものに交換しています。
リフォーム後の反応はサルたちによってまちまちで、とても興味深いものがあります。
ヒゲサキたちはすぐに新しい止まり木になじみました。
クモザルは数カ月経った今も警戒心むきだしでロープに触ろうともしません(泣)。
ワオキツネザルもすぐに新しい止まり木になじみました。地上にいることが多いワオキツネザルですが止まり木にもよく登ります。
エリマキキツネザルも止まり木がお気に入り。よく高い位置にいますが、写真を撮るときは降りてきてくれます。
テナガザルたちは最初のころは警戒していましたが、数日でロープになじみブラキエーション(腕渡り)したり休憩場所にしたりと活用してくれています。
今後もハヌマンラングール、シルバールトン、マンドリルの運動場や各サルたちの寝室もリフォームしていく予定です。
動物園飼育第二係 小林 隆志