サル舎B棟のサル家族たち
連日暑い日が続きますが、先日(7/29)の雨は人間だけでなく動物たちにも一息つける雨だったと思います。
北園サル舎B棟では3種類のサルが今年生まれた赤ちゃんを育てています。
生まれたばかりのころは全身真っ白な体毛でしたが、今では親と同じ黒と白のモノトーンカラーになりました。お母さんと離れて行動することも多くなってきていますが、寝室と運動場の間にあるシュート(通路)の移動は未だにお母さんのお腹にしがみついて移動しています。まだまだ手がかかると言ったところでしょうか。
4月に生まれたブラッザグエノンの赤ちゃんも最近では特徴の白い顎(あご)鬚(ひげ)が生えてきています。暑い日でも元気いっぱいでお父さんやお母さんの背中に乗ったり、2歳上のお兄ちゃんとプロレスをしたりして遊んでいます。
同じく4月に生まれたサバンナモンキーの赤ちゃんにはお兄さんが4人(頭)もいます。中でも2番目のお兄ちゃんはこの子がお気に入りなのか時折お母さんに代わって赤ちゃんを抱っこしています。お母さんもその間は育児を休むことができているようです。
今週末から2週にわたってナイトズーが開催されます。お越しの際はサル舎B棟のサル親子たちも見に来てくださいね。
動物園飼育第二係 小林 隆志