アメリカバイソンの隔離(かくり)練習
例年この時期に、アメリカバイソン展示場内の土の入れ替え作業が行われます。
作業中にバイソンがいると作業が出来ないため、バイソンたちを隔離エリアに収容します。
当日、突然収容してしまうとバイソンたちの負担になってしまうので約2か月前から収容練習を始めました。
やはり相手は動物なので、練習はうまくいく日もあれば、そうでない日もあります。
そんなある日の練習の様子です。
まずは、群れのリーダーであるリョウが隔離エリアに入ってきます。
続いてナナコ、マオ。
ナナコ
ユキエ、ケイと続きます。
左からケイ、ユキエ
1頭1頭個性があり、隔離エリアへの入り方、隔離エリアでの過ごし方が違います。
隔離エリアにバイソンがいれば、観覧通路から普段より近くでバイソンを見ることができます。
練習は土の入れ替え工事の行われる予定日の1月18日まで、不定期で行います。もし、ご覧になる機会がありましたら、バイソンの体の大きさや息遣いなど注目してみてください。
左からナナコ、マオ、ユキエ
動物園飼育第二係 平松歩美