世界で最も大きな花の一つ ショクダイオオコンニャクが開花の兆しを見せています!
- 2025年07月11日(金)
- 植物園
東山動植物園において栽培している「ショクダイオオコンニャク(スマトラオオコンニャク)」が開花する見込みとなりました!世界最大級の花で開花時に悪臭を放つと言われるインドネシア・スマトラ島固有の植物です。めったに咲かない植物ですが、東山動植物園では令和5年以来2回目の開花です。是非、ご覧ください!
1 開花予想
令和7年7月18日(金)~25日(金)(予定)
※7月15日(火)より温室にて展示予定です。
※開花は前後する可能性があります。
2 今後の開花情報
・開花状況については、東山動植物園公式SNSで随時お知らせいたします!
・通常は夕方から開花が始まり、開花日を含めて2~3日間が花の見ごろとなります。
3 展示場所
植物園温室前館東花卉室
4 開花時の観覧
開花の翌日から2日間、温室前館香りの有用植物室(温室前館正面向かって右側)をショクダイオオコンニャク専用の観覧出入口とし、温室内の観覧通路を一部制限します。観覧時間は通常の温室観覧時間と同様、9時から16時45分までです(入園は16時30分まで)。
※混雑状況によって、観覧時間に制限を設ける場合や観覧終了時間に合わせて待機列を制限する場合がございます。
【ショクダイオオコンニャク(スマトラオオコンニャク)について】
・学 名:Amorphophallus titanum
・英 名:Titan arum
・形 態 等:インドネシア・スマトラ島の熱帯雨林に自生する、サトイモ科コンニャク属の希少植物です(絶滅危惧種:国際自然保護連合(IUCN)レッドリストにおいてEN(危機)に分類)。大きなものは高さ約3m、小ぶりなものでも1m以上の高さになる、世界最大級の花を咲かせる植物として知られています。
その名の通り、燭台(しょくだい)のような花を数年に1度咲かせるといわれており、その花は開花してから2~3日しか持ちません。花は肉が腐ったような強烈な悪臭を放ち、その匂いで虫を呼び寄せます。
ショクダイオオコンニャク