(植物園長の庭)秋本番です
随分過ごしやすくなってきました。皆さん元気でお過ごしでしょうか。
目下の園内の状況をざっと紹介します。
洋風庭園のカート乗り場付近にあるカイノキが色付き始めました。

「宿根草園」では、シュウメイギクが白花一重咲種と赤花八重咲種が競演中です。


洋風庭園を後にして、「合掌線」と呼ばれる広い園路を進むと、コウヤボウキが咲いています。

合掌造りの家近くの湿地園では、黄色の花が目立つスイランが、盛りを過ぎたシラタマホシクサに混じって咲いてきました。

「星が丘広場」近くではタイワンホトトギスがまだ頑張って咲いています。
「お花畑」の「花いっぱい花壇」ではコスモスが最後のひと頑張り中です。今月初めの連休明けからは植え替えが予定されています。参加いただく企業・団体の皆様、今回もよろしくお願いします。
最後に、前回紹介したフジバカマの様子を。写真のとおり、開花真っ盛りです。

フジバカマは渡り蝶「アサギマダラ」の吸蜜植物として有名で、この蝶は気温21℃を求めて旅をするのだそうです。私はまだ「お花畑」に植えた株に飛来する個体を確認できていません。アサギマダラとの競演が待ち遠しいです。
日によって体温調節が難しい時期になってきました。適した服装で園内をお楽しみください。
植物園長 下総








