「オランウータンの運動場に木を増やそう」を開催しました
3月16日に、ワークショップ「オランウータンの運動場に木を増やそう」を開催しました。
現在、東山動植物園ではオランウータンを飼育していませんが、今後のオランウータンの飼育展示に向けて運動場に木を増やすことを目的に実施しました。
植樹した苗木は、参加者の方に持ち寄っていただきました。ご参加いただき、ありがとうございました。
ワークショップから約2か月後の5月末、苗木にはビワやクワの実がなっていました。
今後、オランウータンがこの運動場に出た際には、実を食べるのかな?それともまさか、木を折っちゃうのかな!?と想像して楽しみに思っています。
そして、追加の植樹も行いました。ベビーキウイなどのツル性の植物は、ロープを伝って上に伸びていくように植えました。現在では、オランウータンの運動場のタワーは緑でいっぱいです。
ワークショップの様子と、その後の植樹の様子を動画にまとめました。ぜひご覧ください。
残念ながらこの暑さの影響もあり枯れてしまった苗木もありますが、来園された際にはオランウータン舎の苗木の成長や緑のカーテンも見ていただき、オランウータンが来園したらどのように生活するのかな、と想像してみてください。
環境教育解説員 大平