続・メダカ館の春
メダカ館では、正面玄関入ってすぐの大水槽とそこから奥に繋がるスロープで日本産淡水魚を飼育展示しています。
春になり日本産淡水魚達は繁殖シーズンを迎えています。
現在、正面玄関入って奥に繋がるスロープではタナゴの仲間のメスがおしりからヒモのようなものを付けています。これは産卵管といい、卵を産むときに使われます。タナゴの仲間は二枚貝(イメージとしてはアサリやハマグリのような貝)の中に卵を産み付けるのですが、その際に産卵管を貝の中に差し込んで産卵をします。
また、繁殖シーズンのオスの体は婚姻色という鮮やかな色・模様をしています。
メダカ館で観られるタナゴの仲間はミヤコタナゴ、スイゲンゼニタナゴ、ヤリタナゴ、シロヒレタビラ、アブラボテです。
イタセンパラとカネヒラも同じタナゴの仲間ですが、この2種は秋が繁殖シーズンです。
春、賑やかになってきたメダカ館へ是非お越しください。
動物園 渡邊