フローティングフラワーを通して世界の花習慣を学ぼう!
2023年05月20日(土)
水面にお花を浮かべて飾る「フローティングフラワー」の展示を、 5月16日(火)から5月28日(日)までの間、星が丘広場と洋風庭園(圭介の庭)にて展示しています。
展示は、椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン科橋本雅好研究室の大竹柚さんが行っています。
この取り組みは、植物園の門前に当たる星が丘地区と植物園の往来を活性化することを目的とした「星が丘及び植物園の魅力の共創」への一環として近隣教育機関である椙山女学園大学にご協力いただいているものです。
「フローティングフラワー」は、水に浮かべた生花を玄関に飾り、お客様を迎える喜びを表現するというインドの花習慣です。世界各地の植物がある東山動植物園で、海外の植物の紹介や花の文化も紹介しています。また今回利用している花は、規格外や売れ残りなどを理由に廃棄される花で、花のアップサイクル(創造的再利用)の提案もしています。
写真中央が大竹さん、右側は、フローティングフラワーを指導されているガーデナーの柵山さん。柵山さんの監修による展示は温室前館西花卉室でも同時開催中です。左側は、星が丘テラスを運営する東山遊園株式会社の朝日さん。星が丘テラスには、家庭でもやってみたくなるようなサイズの「フローティングフラワー」が展示されています。こちらもどうぞ!
星が丘門から入園すると、星が丘テラスと植物園内のフローティングフラワーのどちらの展示も楽しんでいただくことができます。
星が丘門のトンネルを抜けると、さわやかな新緑と心地よい鶯のさえずりが聞こえる中、フローティングフラワーで飾られた空間が目に飛び込んできます。鉢の中を覗くと、鉢一面に鮮やかに色とりどりのお花が浮かび、お客さまも「とてもきれい!」と感激してカメラを向けていました。
5月28日(日)までの期間限定ですので、是非皆さまのお越しをお待ちしています。
植物園緑地造園係 今井田 春美