Now Loading...

Now Loading...

サイト内検索

文字サイズ

オフィシャルブログ

令和5年5月5日「こどもの日」の植物園のイベント!

2023年05月05日(金)

5月5日「こどもの日」、植物園では恒例のイベント「こどもの日と菖蒲湯について学ぼう!」を昨年に引き続き行いました。

写真①DSCN0022.JPG

【合掌線沿いにのぼりを設置】

このイベントは、植物園の合掌造りの家で、NPO法人「薬草園を育てる薬剤師とその仲間たち」の6名の皆さんが「こどもの日」と「菖蒲湯」について、来園者に説明を行い、少しでも植物に興味を持っていただくという催しです。
また、このイベントにおいて、NPO法人の皆さまのご厚意により、100束の菖蒲をご来園の方々に配布もしていただきました。

写真②DSCN0018.JPG写真③DSCN0015.JPG

【菖蒲湯の説明をしているNPO法人の皆さん】

以下の文は、「NPO法人 薬草園を育てる薬剤師とその仲間たち」の皆さんの説明です。
【菖蒲湯(しょうぶゆ)】
 『5月5日のこどもの日・端午(たんご)の節句に菖蒲の根や葉を入れて、沸かすお風呂のことです。
菖蒲の葉には、「アサイン」や「オイゲノール」等の精油成分が多く含まれており、腰痛や神経痛の緩和が期待できるとされています。
独特の香りは、初夏のさわやかな風を思わせアロマセラピー効果もあり、心身ともにリラックスできます。
 菖蒲湯に使用する菖蒲は、ショウブ科の葉菖蒲で、アヤメ科アヤメ属の花菖蒲とは別物です。
菖蒲湯は、水に入れて沸かすと香りが立ちやすいですが、洗ってそのまま湯船に入れたり、ある程度の長さに刻んでネット等に入れてから湯に入れたりしても大丈夫です。その際は最初に熱めの温度で菖蒲を入れ、少し時間をおくと香りが高まるので、適温になるのを待ってからお入りください。
こどもの日に邪気(じゃき)を払い、元気に夏を過ごせるように願いを込めて菖蒲湯を楽しんでみてください。』

写真④DSCN0027.JPG【「NPO法人 薬草園を育てる薬剤師とその仲間たち」の皆さん】

 ちなみに、菖蒲湯は夏の季語となっています。菖蒲湯を使った俳句では、江戸中期の俳人・加舎白雄翁の「菖蒲湯や 菖蒲寄り来る 乳のあたり」が有名です。訳すと「端午の節句の夜、菖蒲湯に入ると、乳のあたりに菖蒲が漂って来た。」です。

植物園では現在春から初夏にかけては様々な花が咲き誇っています。皆さまのご来園を心よりお待ちしております。

植物園緑地造園係長  石川 和之

ブログ一覧へ戻る

最新の記事

カテゴリーリスト

top