週末の天気が安定せず、GWも後半に差し掛かってきました。
今回紹介するのは、温室内の話題を二つ。

一つ目は中央ヤシ室にあるサラノキが花をつけました。この木は世界三大聖樹の一つで、お釈迦様が入滅したときに、この花が降り注いだと言われています。

もう一つは温室前館の西花卉室で開催中の企画展「アリが棲む植物展」。自らの植物体をアリの棲みかとして提供し、代わりにその排泄物を栄養源として生長する"アリ植物"は、何とも奇妙な姿になります。日本国内では見られない、アリと植物の共生の姿は「たくましい」の一言です。


この展示は5月7日(日)までです。皆様のご来園をお待ちしています。
植物園長 下総勝義