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オフィシャルブログ

サバンナの思い出(1)

2022年05月17日(火)

「ジャンボ」! "ジャンボ" とはスワヒリ語 で 「こんにちは」を意味します。

さて、野生動物のことをよく知りたいと思う時、皆さんはどうしますか。ネットや図鑑で調べる。TVや動画を見る。動物園・水族館へ出掛けるなどの方法が思い浮かびますね。でも最も効果的な方法は生息地へ出かけて、野生動物を自然の状態で直接見ることではないでしょうか。

私は飼育係長として東山動植物園に赴任した3年後の2004年10月に、念願だったアフリカのケニアを訪問しました。その時の思い出をシリーズでご紹介したいと思います。第1回はケニア共和国についてのご紹介です。当時に現地で撮影した映像を使いますので、現在とは少し変わっている部分があると思いますがご容赦下さいね。

〇ケニア共和国

ケニア共和国は地図で見ますと赤道直下にあり、「さぞかし暑いだろう」 と思われるかもしれませんが、国全体が高地にあるために快適で過ごしやすいです。 国土の広さは日本の約1.5倍、人口は4,760万人です。 首都ナイロビは標高約 1,700mの高地にあり、言語はスワヒリ語と英語が使われます。 日本のような四季はなく乾季と雨季があります。

雨季は湖、乾季は道路。.JPG

雨季は湖、乾季は道路

ケニアには59か所の国立公園(National Park)、国立保護区 (National Reserve) があります。動物園というスタイルでなく、国や地方自治体が所有して自然をそのままで保全するため、人間の活動も制限されています。アフリカ大地溝帯(Great Rift Valley)は大陸移動の陸地の裂け目でサバンナ(草原)の誕生にかかわっているとされます。

ケニアの大地溝帯.JPG

ケニアの大地溝帯

〇サファリ・カー

"サファリ" とはスワヒリ語で 「旅」を意味 する言葉です。ケニア・サファリと言うと動物公園の中に入り「狩り」をするイメージをもたれる方もおられるかもしれませんが、現在は違います。サファリ・カーから動物の観察や映像を撮影するツアーのことです。

サファリ・カー.JPG

サファリ・カー

公園内では決められた場所以外は車外に出ることはできません。 車の屋根が開くのでそこから顔を出すことができます。 次回はサファリ・カーに乗っていよいよ動物公園内に入ります。

車の天井が開きます。.JPG

車の天井が開きます

動物園長 黒邉雅実

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