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秋晴れ(星が丘門花便りNo.133)

2021年09月28日(火)

9月15日。秋の植え替えの日です。
空模様はどうかしら......いつもより早く目覚めて、我が家のベランダから東山タワー方向を眺めるも霧が漂い、タワーがどこにあるかわからない...。霧があるということは、現地は雨なのだろうか? どうか晴れますように、と神頼みをしました。祈りは届き、活動開始時刻には真っ青な空が広がり、植替え日和! 

こんにちは。星が丘門公園愛護会です。毎月第1水曜・第3水曜の10時半から約1時間、東山動植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。
当日は地下鉄星が丘駅で下車して、星が丘テラスを通り抜けて星が丘門へ向かいました。
EASTサイド2階の通路はアメジストセージの寄せ植えが貴婦人の趣き。素敵です。
写真1.JPG

そしてその先の寄せ植えには純白のペンタス。ペンタスの花びらは5枚あり、まるで星のような形。星が丘にぴったりの花だなぁと改めて思いました。
写真2.JPG

自動車学校沿いの歩道に設置してあるプランターの数と大きさを確認しながら、星が丘門に到着。予定通り、色とりどりのジニアの苗が準備してありました。6月23日の植え替えの際は、計算をしないまま植替えを始め、苗が余りそうになったり、プランターがスカスカに見えたり...。

出たとこ勝負などというミスを繰り返してはならぬ...と、まずジニアの苗を数えたらちょうど200苗ありました。プランター(大)は5基あるので、14苗ずつ植えたら70苗。プランター(中)も5基なので9苗ずつ植えて45苗。プランター(小)は12基なので、7苗ずつ植えて84苗。70と45と84を足せば199。よっしゃーと握りこぶしを作っていたら、メンバーが次々にやってきました。

更に嬉しいことに、本日も星が丘テラスの造園に携わるSさんとYさんが来てくださったから感謝感激。
「花の色はどうしましょう?」「どのプランターも色とりどりのマーブルチョコレートみたいにしませんか?」「了解。大に14、中に9、小に7ですね」
確認してからの動きの速さは、ビデオで再現したいほど。次の写真は植替えをするOさん、Aさん、Mさん。写真3.JPG写真4.JPG写真5.JPG

台風が近づいているから、水やりは不要だろうか? いやいや、植えた直後は水やりしなきゃ...と、花ボラ活動のうちもっとも重労働の水やりをするHさん、Mさん、Aさん。写真6.JPG写真7.JPG

Fさんはプランターの土の中に潜む幼虫を発見。「蝉の幼虫?」「まさか」「蝶かな?」「蛾かな?」「なんにしても、これはジニアの根を食べるんじゃない?」「食べるかも」「除去しなくちゃ」「そうしましょう」
写真8.JPG

謎の幼虫と出会うチャンスはこれまでもありました。その幼虫が成長したらどんな昆虫になるのか、知識を蓄えなくてはと気付きました。
みんなの力で、11時半には星が丘門の植え替えが完了。どれもかわいい!写真9.JPG

写真10.JPG

写真11.JPG

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「片づけるのもお仕事」と、Iさんのふんばり。
写真13.JPGきれいになった沿道にうっとりです。Sさん、Yさん本日もありがとうございました。

写真14.JPG

かつて、9月15日といえば敬老の日でした。私も、やや重いものを持つと腰が痛くなったりして、「老い」を自覚するこの頃です。でも、秋晴れのもと、ジニアの植え替えができて、良い一日でした。秋晴は秋の季語ですが、こんな一句はいかがでしょう。

秋晴のどこかに杖を忘れけり  松本 たかし(まつもと たかし)

自分に重ねてクスリと笑えたら、それは良いクスリなのかも。

令和3年9月23日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子

(担当:植物園緑地造園係 丹羽幸恵)

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