暑中お見舞い申し上げます(星が丘門花便りNo.130)
2021年07月25日(日)
こんにちは。星が丘門公園愛護会です。
毎月第1水曜・第3水曜の10時半から約1時間、東山植物園の星が丘門周辺で花ボランティアをしています。
7月の第1水曜は7日。七夕でしたがあいにくの雨。現場に到着したとたんに土砂降りになったのよ...とMさん。一人だけの参加は寂しいし、つまらないし、気分は下げ下げになります。天の恵みの雨とはいえ、あれから2週間。連日の猛暑で、7月21日のプランターの花は「暑いよ」「のどがカラカラ」と言っているように見えました。
早速水やり開始!前回の賭けは成功で「ヒマワリ」はミニサイズ。この1か月で小さいながらも見事に開花しています。でも、水不足のせいでドライフラワー状態の花も...。サルビアも半分は色があせ、花びらはカサカサ。
短時間で水やりや花殻の処理、落葉拾い、草取りをやらねば、我々もやられてしまいます。無言でやるべきことをやらなくては。
ひと段落したら、全員の背中がびしょぬれになっていました。どれだけ暑かったのか......。
それでも弱音をはかないのがOさん。「モッコウバラを剪定するね」と、次のやるべきことを見つけてしまうからすごい。
わずか5分ほどの間にボサボサに伸びていたモッコウバラはすっきり散髪されてしまいました。で、舞台裏の大活躍がこちら。
カットしてすっきり、水やりして元気になったサルビアとミニヒマワリの写真もどうぞ。
11時半に作業が終わりました。水やりで生き返った風情の植物を見て、我々も水分補給をしなくては...と気付きました。自動販売機で冷たいお茶を買って、「お疲れ様でした。乾杯!」
ゴクゴク飲んで「あー、生き返った!」とハモりました。今まで飲んだお茶で一番おいしかったかもしれません。(=^・^=)
今年の大暑は7月22日。大暑は最も暑い頃といわれています。大暑を詠んだ一句がこちら。
念力のゆるめば死ぬる大暑かな 村上 鬼城(むらかみ きじょう)
例えば、「老後はのんびり世界一周の旅をしよう。それまでは死ぬわけにはいかない!」と念じていればどんなに暑くても生きていられる気がする。でも、生きる楽しみを失えば、念力は緩んでしまうかもしれないということでしょうか。
生きる楽しみを、小さな幸せを探しましょう。くれぐれもご自愛くださいね。
令和3年7月23日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
(担当:植物園緑地造園係 丹羽幸恵)