アヤメ?カキツバタ?ハナショウブ?
アヤメとカキツバタとハナショウブの見分け方をご紹介します。
見分け方のポイントは「花元の模様」です!
まずは、アヤメから
アヤメの花元の模様は、網目模様です。【アヤメ】
開花の時期は5月上中旬。3種類の中で一番早く開花します。
生育場所は、陸地の乾燥地。
葉は細く、主脈は目立ちません。
次はカキツバタ
カキツバタの花元の模様は、白色の目型模様
【カキツバタ】
開花の時期は、5月中下旬。
生育場所は、湿地。
葉は幅広、主脈は目立ちません。
カキツバタは、愛知県の「県の花」です。
ちなみに、「名古屋市の花」は、ユリ。
東山動植物園がある、千種区にも「区の花」があり、アジサイが選定されています。
ハナショウブ
ハナショウブの花元の模様は、黄色の目型模様。
【ハナショウブ】
開花時期は、5月下旬から6月。3種類の中では一番遅く開花します。
生育場所は、陸地から半湿地。
葉は幅広、主脈が目立ちます。
「花元の模様」の違い分かっていただけたでしょうか。
アヤメ・カキツバタ・ハナショウブを見かけられたら
「花元の模様」観察してみてください。
おまけ
千種区の花「アジサイ」
皆様のご来園をお待ちしております。
○お知らせ○
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植物園緑地造園係 丹羽 幸恵