サガリバナを鉢に浮かべてみました!
花の命は短くて・・・。
5月26日(火)朝、前日咲いていたサガリバナの花が、温室の水生植物室の園路に落ちていました。
(学名 サガリバナ科 Barringtonia racemose (L.)Spreng.)
美しい花なので、せっかくだからと温室から外に持ち出し、也有園にある宗節庵の水琴窟や日本庭園近くの水鉢に浮かべてみました。
(前日咲いていたサガリバナの花の様子)
(別の房に咲く花の様子)
(花のアップ)
(もう一つは、合掌造りの家と日本庭園の間にある水鉢にも浮かべてみました。)
蒸し暑い日が続く中、一服の清涼剤のようです。
******************************
(豆知識)
東南アジアから太平洋諸島の湿地に分布。高さ15m、葉は長さ20~30cm、幅8~10㎝の倒卵形で、微鋸歯縁。総状花序は長さ30~50㎝で、葉腋より下垂し、15~20花つけます。
花が美しいため栽培されますが、熱帯では、日陰樹、防風樹として利用されています。
植物園指導園芸係 佐々木 尚美