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オフィシャルブログ

植物園さんぽ。花のふしぎ。

2020年05月08日(金)

 コロナウイルス感染拡大防止のため、現在東山動植物園を閉園させていただいております。皆様には大変ご不便をお掛けしております。

 5月になり暑くなる日も多くなってきました。植物はこれから夏にかけ、子孫を残すために花を咲かせ、実を付け、栄養分を蓄えていきます。

○植物の花はどうしてきれいなの?
 花は花粉を運んでくれる昆虫や鳥など、花粉媒介役のポリネーター(送粉者)たちに寄ってもらうため、様々な色や形、香り(におい)などでアピールしています。
 植物からみれば、私たち人間の気を引く必要はないわけですが、邪魔さえしなければ楽しませてもらうのはアリかと思います。

❖それでは、今ちょうど見ごろとなっている植物を紹介していきます。

【桐(キリ):キリ科】

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【支那油桐(シナアブラギリ):トウダイグサ科】

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【ヒトツバタゴ:(モクセイ科)】

写真③.jpg


【姫空木(ヒメウツギ):アジサイ科】

写真④.jpg

【額空木(ガクウツギ):アジサイ科】

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【雪餅草(ユキモチソウ):サトイモ科】

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【立浪草(タツナミソウ):シソ科】

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【二人静(フタリシズカ):センリョウ科】

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【浜梨(ハマナス):バラ科】

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【木香薔薇(モッコウバラ):バラ科】

写真➉.jpg


【蒲山菖蒲(カマヤマショウブ):アヤメ科】

写真⑪.jpg


【藤(フジ):マメ科】

写真⑫.jpg


❖まとめ
 植物はポリネーターの気を引くため、花の色や形、香り(におい)などを進化させてきました。その結果うまく受粉に成功し、種子を付け、子孫を残せた植物が今の時代まで生き残っています。
 ただし私たちのお気に入りの花が、必ずしもポリネーターたちの気を引くわけではありません。


植物園緑地造園係長  太田 幹夫

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