レッサーパンダ?
【ひなたぼっこ中のホンドタヌキ】
いいえ、タヌキです。
気温が下がってきて「タヌキの里」のホンドタヌキたちも毎日木登りをして体を温めています。
樹上で無防備な姿を見ているとなんとなくレッサーパンダっぽいなと(笑)
タヌキはイヌ科の中で珍しく木に上ることができます。とは言え、なかなか木登りタヌキを見ることはかないません。が、当園では気温が低くなってくると、ひなたぼっこをするため毎日木に登るようになり、タヌキの珍しい生態を垣間見ることのできる動物園です。
レッサーパンダはレッサーパンダ科の動物ですが一昔前までアライグマ科とされ、体の模様もアライグマっぽいです。
そしてタヌキは英名Raccoon dog(ラクーンドッグ)と言い、直訳するとアライグマイヌ。アライグマに似ているためですね。木に登りますし、タヌキを見てアライグマと呼んでいる方も多々いますし。
「レッサーパンダ」≒「アライグマ」≒「タヌキ」なので「レッサーパンダ」≒「タヌキ」といえなくもないのでは?と、写真を撮っていました(笑)
当園でレッサーパンダが観られるようになるまでもうしばらく時間がかかります。でも、ホンドタヌキはずっといますよ!
やっぱり、赤くないとだめですか?
動物園飼育第一係 加藤 俊紀