令和元年8月31日(土)に第31回東山再生フォーラムを開催しました。
2019年09月05日(木)
令和元年8月31日(土)に第31回東山再生フォーラムを開催しました。
今回で31回となるこの再生フォーラムでは、今年度から工事を始める予定のトラ・オランウータン舎の整備に関連して、オランウータンについての講演を行いました。
講師は、オランウータン研究の第一人者である国立科学博物館人類研究部の久世濃子さまをお招きしました。
久世さまは、1999年から20年にも渡って、日本国内の動物園だけでなく、マレーシアのボルネオ島でもオランウータンの調査研究をされています。
講演では、「オランウータンってどんな人?」という題で、ご自身の調査研究をもとに、オランウータンのユニークな生態について、また、絶滅の危機に瀕しているというお話をいただきました。
また、再生整備課課長より『東山動植物園の再生事業の取り組み状況』について、報告をさせていただきました。
東山動植物園にはオランウータンだけでなく、他にも絶滅の危機にある動物たちが暮らしています。
東山動植物園が「人と自然をつなぐ懸け橋」として、都市に暮らす人々の憩いの場であるとともに、自然のすばらしさや大切さを学習し、生物多様性の保全や地球環境の持続につながる場となるよう、引き続き再生プランを進めてまいります。
今後もみなさまに満足いただけるような講演会を企画してまいります。
みなさまのご応募お待ちしております。
管理課管理係 相川 由貴