啓蟄から春分へ(星が丘門花便りNo.101)
2019年03月25日(月)
暖かくなりました。こんにちは。星が丘門公園愛護会です。 毎月第1水曜と第3水曜の午前11時より1時間、花ボランティアをしています。 空がやわらかな青色になり、ガーデニングや散策が楽しめる季節になりました。 梅の花がそろそろ終わりますね。
白梅のあと紅梅の深空あり 飯田龍太(いいだ りゅうた)
〈2月23日の白梅〉
〈同じ日に紅梅も〉
今回の表題、啓蟄(けいちつ)は、「春の陽気に誘われた虫たちが生き生きと活動を始める」ことを意味しています。 また、春分は「太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じ長さになる」、二十四節気では大きな節目の日。 春分をはさんで7日間のお彼岸は、先祖の供養をするほか、かつては農作業事始めの神祭を行っていたそうです。
〈ポカポカ陽気〉
〈花殻摘み〉
〈花殻摘み2〉
1月にそっと移植したムスカリが花壇の隅に咲きました。
〈ムスカリが生き延びました〉
それに気をよくして、本日は道ばたのガザニアを移植してみました。 うまくいけば、黄色い花が花輪のように樹木の根元を飾ってくれるはず。楽しみです。
〈ガザニアを移植中〉
そういえば、本日は平成30年度最後の活動日。 記録ノートを確認したところ、この一年間の活動回数は21回。 そして、活動人数は延べ189名! よく頑張りました。
〈足腰に効く?〉
我々をねぎらうかのように、クリスマスローズがうつ向きながら開花していました。
〈恥じらいのクリスマスローズ〉
そろそろ桜。次回は桜の回廊の写真をお届けできそうです。
みづからの風をはらみて初桜 鷹羽狩行(たかは しゅぎょう)
平成31年3月20日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
(担当:植物園緑地造園係 橋本桂佑