あまり気づかれていない もの(植物園)
2019年01月17日(木)
植物園を歩いていると、どうしても花ばかりに目がいってしまいます。でもちょっと視点を変えてみませんか。おや?と思える発見があります。では一緒に見ていきましょう。(^o^)/
❖想像してください。何かに見えてきませんか。(・・?
(写真①)
【想像力超絶UP↑:どうです。映画「となりの○○○」に登場する○○バスに見えてきませんか。( ̄― ̄)】
(写真②) 【実は植栽帯の下をくぐるトンネルです。ちょっと古めかしいところ、これがまたいいんです。( ̄▽ ̄)】
❖植物園のあちら、こちらに置かれている石ころ。
(写真③)
【園内にはたくさんの石が置かれています。でもよ~く見てください。(@_@)】
(写真④) 【接近:櫻花(ヤマザクラ)が詠まれている、万葉集の歌が彫られています。なお樹名板も兼ねています。】
❖ときどき見かけるこれ。実は、今年の干支つながりです。
(写真⑤) 【ししおどし:元々は音で、猪や鹿などから農作物を守るために置かれていました。φ(..)メモメモ】
❖切株...? ではありません。ツヤッツヤ・スベッスベです。(#^.^#)
(写真⑥) 【こちらは珪化木(けいかぼく)、樹木の化石です。φ(..)メモメモ】
珪化木は、地中に埋まった樹木に、火山灰などに含まれるケイ酸(Sio2)がしみ込み、樹木の組織がケイ酸からできる鉱物(石英、メノウ、オパールなど)に入れ替わっています。 組織の形が、そのまま石に置き換わるので、見かけは木そのままですが、生きた木よりもはるかに硬く、重くなっています。
どうでしたか。ちょっと視点を変えてみたり、想像力をアップするだけで、植物園はもっともっと楽しめますよ。 特に冬はこれまで隠れていたものが、よく見える季節です。そんな冬に感謝です。(^v^)
○お知らせ○ 植物園では見ごろの植物の情報を花マップで提供しています。 ご来園の際はぜひご利用ください。
植物園緑地造園係長 太田 幹夫