ムサシアブミを知ってますか。
2019年01月07日(月)
武蔵鐙:ムサシアブミはサトイモ科の多年草です。 鐙(あぶみ)とは馬に乗るときに足を掛ける金具のことで鞍の両脇にあります。その鐙に花の形が似ているため、この名前がつけられました。江戸時代までは武蔵の国の鐙の品質が良かったため、ムサシアブミになりました。
【なんとも怪しげな...妖艶でもあります。( ̄▽ ̄)】
【実もなんか毒々しい感じ...でもキレイ~(・.・;)】
葉も枯れてなくなっているため、実がかなり目立ちます。花を見て、こんな実をつけるなんて想像できましたか?
❖冬は、他の植物も実をつけています。ここでちょっと紹介。(^o^)丿
【おなじみの千両:センリョウ】 【こちらも千両:キノミセンリョウ】
【南天:ナンテン】 【多羅葉:タラヨウ】
【栴檀:センダン】 【冬青:ソヨゴ】
ところで植物に赤い実が多いのは偶然でしょうか。いえいえ、実は赤色は鳥が見つけやすい色なんだそうです。鳥に食べてもらえるように赤くなったんですね。(^_-)-☆ナットク。
植物には花からは想像できないような実をつけるものもあります。花の時期に写真を撮っておいて、後から実と比べてみるのもおもしろいですよ。(^_^)/~
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植物園緑地造園係長 太田 幹夫