Now Loading...

Now Loading...

サイト内検索

文字サイズ

チケット

オフィシャルブログ

にんきものはだぁ~れだ?

2018年11月02日(金)

1.JPG天高くタヌキ肥ゆる秋・・・

秋が深まり動植物園内のあちこちで、ちらほら紅葉が。

秋.JPGそんな行楽シーズンの動物園でひときわ熱気を帯びているのが・・・

HP用.pngこれ!

2年に一度のフェスティバル「人気動物ベストテン」

来園者の投票によって東山動植物園の人気動物を決めるイベントです。

実はこのベストテン、時勢やトレンドを示す指標にもなっています。

記念すべき第1回の開催は昭和43年。

このときの栄えある第1位はなんとゴリラ!ちょっと意外ですね。

歴史を紐解くと、昭和34年に初めて来園したゴリラ3頭が大人気を博していたのがちょうどこのころ。

ゴリラショウ2ss.jpg日本中を沸かせた世界的にもまれなゴリラショーが記憶にある方もいるかもしれません。

(※ショー自体は昭和43年に終了しています)

ゴリラが東山の顔だった時代があったんですね。

昭和51年の第3回からはゾウがトップに。

上池湖畔で遊ぶマカニー・エルド.jpgゾウ、特にアジアゾウは開園当初からながーく飼育している園を象徴する動物です。昔も今も変わらぬ人気者ですね。

しかし、このゾウ政権の時代、1度だけ突然ペンギンが1位をとっています。

昭和56年の第5回なのですが、これは正直、明確な理由が分かりません。

ペンギン.JPG歴史のミステリー、なにがあったのかいろいろ想像してみるのも面白いですね。

そして、昭和61年の第7回、満を持してコアラが流星のごとく現れます。

コアラ来園日【モクモク・コロコロ】.jpgコアラの初来園は昭和59年、名古屋だけではなく日本を巻き込んだ一大フィーバーを巻き起こしました。

公開当初はコアラをご覧になる方の列が入園門までつながってしまうほどだったという逸話まであります。なにそれこわい。

15.公開式典.jpgその後も人気は冷めやらず、平成16年の第16回までのあいだ単独首位を守り続けました。未曾有の10連覇!!

東山といえばコアラという根強いイメージはここで確立されました。

その後、近年は順位争いが激化。

平成25年には東山で初めてアジアゾウが誕生し「さくら」と名付けられ、新しいアジアゾウ舎のオープンも合わさり、ゾウの人気がググッと上昇。

アヌラ・さくら.JPGコアラとゾウの熾烈なデッドヒートが繰り広げられる中、平成27年にはイケメンゴリラとして「シャバーニ」が世界的に注目を集め、ゴリラの人気が再熱。

シャバーニ.jpg現在はまさに三つ巴の様相を呈しております。

他にも・・・

巷でじわじわ人気になっているコツメカワウソ

コツメカワウソ.JPG一風変わった声で一躍有名になったフクロテナガザル

フクロテナガザル.JPG国内でも珍しい双子の赤ちゃんで話題のチンパンジー

カランコエ.JPGなどなど。

これまで知名度こそふるわなかったものの、ポテンシャルを秘めていた動物たちがぞくぞくブレイクしています。

今回、ぐいぐい順位を上げてくる予感がしますね。オラ、ワクワクすっぞ!

もちろんそれ以外にも、世間ではあまり知られていなくても素敵な動物はまだまだたくさんいます。

皆様に魅力を再発見されることを、きっと待っていますよ。

みんなちがって、みんないい。

今回は大好評につき、期間を延長して11月4日(日)まで投票を受け付けています。泣いても笑っても今週末まで!

是非、お気に入りの動物に投票して"にんきもの"にしてあげてくださいね。

蛇足ですが、私の推しは冒頭にも出ていたタヌキ

2.JPG

寒い季節のタヌキはとにかくかわいい。

180103 (5).JPG

もふもふ。ラブリー。

タヌキ2.JPG

3頭そろってかわいい。

DSC_0867.JPG

天使かよ・・・

木登りタヌキ.JPG

たまに木登りもしちゃう。

・・・と、とはいえ、スタッフとしては中立立場なので、過度なPRは控えますね(遅い)

冷静に、冷静に。

タヌキ.JPGうん、でもやっぱりかわいい。

うっす!

管理課業務係  石川 恭之

ブログ一覧へ戻る

最新の記事

カテゴリーリスト

top