立冬なのに23℃超え(星が丘門花便りNo.96)
2018年11月13日(火)
立冬は冬の入り口。
「それにしては暑いよね」「でもボランティア日和かも」と和気あいあい。
こちらは星が丘門公園愛護会です。
毎月第1水曜と第3水曜の午前11時より1時間、花ボランティアをしています。
コキアが赤く染まるのを楽しみにしていたのですが、忽然と姿を消してしまいました。
植物園の方に尋ねたところ、気温が高かったことと日当たりが良すぎた影響で、赤くならなかったとのこと。
ああ残念。急遽パンジーとチューリップを植えることになりました。
〈植える前にまず配置〉
〈植えこんでいます①〉
〈植えこんでいます②〉
〈植えこんでいます③〉
〈植えこんでいます④〉
〈植えこんでいます⑤〉
プランター16基に、パンジー112株とチューリップの球根88玉。
本日は11名が来てくれたので、作業はとんとん拍子でした。
花びらがビロードのようなパンジー。
蝶が舞うような形なので古くは「遊蝶花」と呼ばれたとか。
こんな句はいかがでしょう。
遊蝶花春は素朴に始まれり 水原秋桜子
〈ブドウ色のパンジーもきれいでしょ〉
現在、植物園は「秋まつり」の真っ最中。
16日からはもみじ狩りも始まります。
星が丘門入口のモミジやカエデの少しずつ色づいてきました。
足元のツワブキも花を咲かせました。
蕗(ふき)に似ているが、葉がつややかなので古名「つやぶき」というのが、「つわぶき」となったもので、石蕗(つわ)の花は初冬の季語です。
こんな句をみつけました。
静かなるものに午後の黄石蕗の花 後藤比奈夫
〈菊に似た黄色い花がたくさん!〉
植替えや水やり、草取り、掃き掃除のほかに今回は高い場所の剪定作業も行いました。
照明塔の柱を伝って、伸びに伸びて絡まった蔓(つる)。
F子さんが自宅から高枝切狭を持参し、懸命に切ってくれました。
「捨てるのはもったいない」と手の空いた人がリースを作りました。
〈ドングリや松ぼっくりをつけたらクリスマス飾り①〉
〈ドングリや松ぼっくりをつけたらクリスマス飾り②〉
次の活動日は11月21日。
園内のイロハモミジの紅葉が楽しみです。
花ボラに興味ある方は、声をかけてくださいね。
平成30年11月7日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
(担当:植物園緑地造園係 橋本桂佑)