秋まつりはじまるよ
2018年10月05日(金)
明日10月6日(土)から11月18日(日)まで第68回東山動植物園秋まつりが開催されます。
ご存知かもしれませんが、今年度は猛暑や台風等の影響により昨年度に比べ入園者数が伸び悩んでおります。
今回の秋まつりはそんな状況を打破するべく、たくさんのお客様に楽しく学んでいただく様々な企画をいたしました。
まずは恒例の年間パスポートキャンペーンです。
今回は春まつりにもご協賛いただいた(株)フジサービス様のご協力によりこんなに素敵なレジャーシートをご用意しました。
レジャーシートは制作に費用・時間がかかり、なかなか大変ではありましたが、ようやく今週の木曜日に納品され、明日10月6日(土)より年間パスポートをご購入いただいた先着3000名様にプレゼントとして配布されます。
ぜひ年間パスポートをご購入して、入園していただき、レジャーシートを敷いてお弁当を食べたりしてもらえれば幸いです。
続いては、絶滅危惧種キャンペーンです。
東山動植物園は国内最多100種以上の絶滅危惧動物を飼育しています。
絶滅危惧動物といってもぴんとこないかもしれませんが、みなさんがご存知の多くの動物は絶滅危惧種に指定されています。
アジアゾウ、インドサイ、マレーバク、コツメカワウソ、ライオン、スマトラトラ、マレーグマ、ユキヒョウ、ホッキョクグマ、キリン、コアラ等、東山動植物園の本園にいる動物だけでもかなりの数になります。
絶滅危惧動物の中でも群れをなす動物、単独行動をとる動物、飼育下での繁殖が難しいといわれる動物がいたりなど、種によって様々な特徴があります。
こうした特徴も含めた現状を伝え、どうしたら大切な自然や動植物を守ることができるのかについて考えるきっかけを提供すべく実施するキャンペーンです。
その一つとしてスタンプラリーを実施します。
今回は12種の動物舎にスタンプを設置し、一緒に貼ってあるポスターのキーワードを集めると、東山動植物園公認ガイドブック「ZOOっといっしょ2」などが当たります。
このガイドブックには動物のことがとても細かくかつ分かりやすく解説されています。
スタンプの作成、ポイントの設置、ラリー用紙のデザイン、動物の解説等準備がとても大変でしたが、なんとか本日中に設置が完了しました。
期間中の日曜日10:30~からは獣医による約1時間の絶滅危惧動物ツアーも実施し、園内を巡って動物の解説を行います。
併せて園内の動物会館および星が丘門ではそれぞれ絶滅危惧動物、植物を紹介するパネル展示も実施します。
多くの皆様にご来園いただき、キャンペーンにご参加いただけるよう願っております。
その他にも、土日祝日には飼育員による恒例のアニマルトークや、日曜日にはキリンの展望デッキの開放、メダカ館においては国の天然記念物「ネコギギ」繁殖特別展など紹介しきれないほどの多くのイベントが催されます。
詳しくはこちらをクリックください。
そして忘れてはいけないのが秋まつりポスターのメインにもなっているニシゴリラ「シャバーニ」!!
9月6日にアフリカの森エリア新ゴリラ・チンパンジー舎がオープンしてから新しい獣舎は大賑わい。
もうご覧になられた方もそうでない方も何度でも楽しめる施設となっております。
秋まつり期間にははアフリカの森オープンに関連したイベント、ご協賛をいただいている企業の皆様によるイベント、また園内売店では様々な新商品もございます。
明日からの3連休は台風の影響も心配しておりましたが、今のところ公表しているすべてのイベントを実施する予定となっております。
皆様のご来園を心よりお待ちしております。
管理課業務係 山田 正剛