日焼け注意報発令中(星が丘門花便りNo.92)
2018年08月06日(月)
連日暑いですね。星が丘門公園愛護会です。
毎月第1水曜と第3水曜の午前11時より1時間、花ボランティアをしています。
前回と同様、今回もかなりの暑さ。
それでも8名が参加して草取りや水やりをしました。
地下鉄星が丘駅から星が丘テラスを通り、自動車学校の緩やかな坂を上ると、東山動植物園の星が丘門です。
沿道のプランターに植えたコスモスは花が増えてきました。
この日一番の美人コスモスはご覧の通り。
【ピカイチのコスモス】
でも土に近い位置にある葉はチリチリになっています。
まるで火傷をしたみたい。日焼けをしたのでしょう。
【日焼け注意報発令中】
「咽がカラカラ」と訴えるかのような花も。
【猛暑に耐えてます】
まずは水やりをしましょう」とホースを持って、坂道を下り、現場に行ってくれたのはOさん、Hさん、Mさん。
コスモスの葉のように日焼けしては大変なので、帽子をかぶり手ぬぐいをかぶり、用意周到です。
【水やり①】
【水やり②】
【水やり③】
こんな猛暑でも、自動車学校のキョウチクトウは超元気。
昭和20年、原爆が落とされ、焼け野原になったヒロシマ。
もう植物は生えてこないのでは...と誰もが思ったそうですが、何年後かに真っ先に花をつけたのがキョウチクトウなのだそうです。
強い植物なのですね。元気がもらえます。
【自動車学校のキョウチクトウ】
【キョウチクトウ②】
さて、7月18日には星が丘門のシンボルフラワーのように美しかったヒマワリ。
ところが、今年は暑すぎるせいか、この2週間のうちに全盛期が過ぎてしまったようです。
というわけで、ヒマワリの後任はサルビアです。
【サルビア】
【サルビア②】
同時に植えても、育ち具合は異なり、背の低いものもあれば、シュッと伸びているものも。
サルビアのプランターは、保水機能があるので、普通のプランターより水やりの頻度が少なくて助かります。
【保水機能がついたプランター】
秋になればきれいに色づく3本のモミジも、星が丘門のシンボルツリーです。
根元にはツワブキが植えてありますが、これも猛暑で散々な姿になっています。
Aさん、Wさん、Yさんが草取りをしてくれました。
暑すぎて会話を楽しむ余裕などありません。
【暑いから黙々と】
【近くに仲間がいても黙々と】
【楽な姿勢がいちばん】
Tさんは汗だくになりながら掃き掃除をしました。
マフラータオルの赤色が「暑さに負けないぞ」と言っているみたい。
【赤いタオルマフラーで暑さ対策】
今回も37.7℃という暑さだったので、作業は少し早めに切り上げました。
ところで、今月の10、11,12、14、15、18、19日は夏恒例のナイトZOOが開催されます。
入園は朝9時から夜8時まで。
夜8時半まで開園され、昼間とは違った幻想的な雰囲気で動物を見ることができます。
昨年初めて開催し、大好評だったプロジェクションマッピングもパワーアップするそうです。
散策や夕涼みを兼ねて出かけようと思います。
今は二十四節気(にじゅうしせっき)でいうと大暑(たいしょ)の時期。
そして、二十四節気の、ひとつの節気を更に3つに分けたのが七十二候で、今は「土潤溽暑」(つち、うるおうてむしあつし)の候。
次に控える候は「大雨時行」(たいう、ときどきにふる)です。
入道雲がムクムクと沸き上がり夕立が来れば、植物も人間も一息つけるのですが、今年はどうでしょうか。
平成最後の夏、皆様くれぐれもご自愛ください。
PS. 次の活動日は9月5日です。
星が丘門公園愛護会会長 濱田 淳子
(担当:植物園緑地造園係 橋本桂佑)