秋を満喫
2017年10月02日(月)
10月になってお出かけに良い季節となりました。東山動植物園では、間もなく7日から秋まつりが始まります。秋が満喫いただける催事がいっぱいです。
さて、植物園では、秋のみのりとして、クリを見つけてください。
イガイガの実が地面に落ちるとすぐに中のクリがなくなってしまうのは何故でしょうか?
面白いことに、クリとしては形が変形し枝垂れているシダレグリもすぐ横で見ることができます。このクリの木は、長野・岐阜あたりに自生するものです。
日本庭園の休憩所横には、三河遠州や紀州特産のミカン(柑橘類)が実を着けています。これから実が色づくのを楽しめます。但し、取っていかないでね。展示物です。
カツラの木が黄葉しはじめました。ハート形の葉は色づくと甘い綿菓子のような香りが漂います。秋を感じる風物詩です。
バラはまだ全体的には、花はつけていませんが、そろそろ、修景用の四季咲種がところどころで咲き始めています。
秋を楽しく散策できる植物園へお出かけ下さい。
植物園長 藤井 辰則