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アサギマダラ、マーキング調査のお知らせ

2017年09月22日(金)

皆様はアサギマダラという蝶をご存知でしょうか

吸蜜するアサギマダラ

アサギマダラとは、渡り鳥のように春は南から北へ、秋は北から東海地方を通りながら南へと「渡り」する蝶です。
羽根の色の一部が半透明で薄いあい色(浅葱(あさぎ)色)をしているため、この名前がついたと言われています。

実はアサギマダラのこの「渡り」を研究するため、様々な場所でマーキング調査が実施されています。

捕獲した蝶の羽に調査した日付や場所等を油性マーカーで記入し、その蝶が移動した先で発見されることによって、どう移動したかが分かるというわけです。

過去に確認されたものでは、和歌山から香港(その距離約2500km)へ移動したものもあるそうですよ!

東山植物園は渡りの中継点でもあり、例年、移動経路を調べるマーキング調査にご協力させていただいております。

今年も下記の通り、東山植物園で自然観察員の方をお招きして、アサギマダラのマーキング調査を行います。

日時:10月8日(日)9:30~11:30
受付場所:合掌造りの家前
参加費:350円(資料代・保険代)
※高校生以上は入園の際入園料が別途必要
※雨天の場合は10月9日(月・祝)に延期
※東山動植物園に捕虫網・虫かごの持ち込みはできません。必要な道具はこちらで用意します。

なお、今年は事前申込制となっております。
※定員15名、申込締切10/6(金)
参加を希望される方は、下記の連絡先までお問い合わせください。

名古屋自然観察会
アサギマダラ・プロジェクト担当:近藤 T/F (052)822-7460 または kimiko.k@chorus.ocn.ne.jp

昨年マーキングされたアサギマダラ

羽をたたんだ状態のアサギマダラ。傷つけないように静かに持って、調査した日付や場所を記入します。
マーキングの終わったアサギマダラは、手から離すと元気に飛んでいきます。

どこからやってきて、またどこへ向かうのか。
アサギマダラの旅を知る調査に夢が膨らみますね。

皆様のご参加をお待ちしております。

イベント詳細

植物園緑地造園係  橋本 桂佑

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