80周年記念イベントの見どころは
2017年02月15日(水)
いよいよ、開園80周年記念イベントの開催まで1ヶ月余りとなりました。
現在は園内のあちこちで工事が進んでいます。10年に一度の特別な祭典とあって、記念イベントやワクワクするような見どころがたくさんがあります。
今回はその一部をご紹介したいと思います。
まず、スマトラトラ舎です。これまで、運動場をグルリと取り囲んでいたオリの一部を透明の強化ガラスに交換しました。
動物園のスマトラトラの運動場にある木製でデッキとの間の視界を遮るものがなくなるため、より迫力のあるダマイを体験していただけるようになります。
次はインドサイ舎です。動物園の正門から入っていちばん最初に目に入ってくる動物。
インドサイの“ブンタ”の運動場にある人止め柵の一部をより動物に近い位置に移動させます。こちらは、サイの出すニオイや音までも体感していただけるため、サイの魅力を再発見していただけるはずです。
そしてユキヒョウ舎。
その名も「ぴょんぴょんユキヒョウ」。ユキヒョウ舎の天井部分を改修し、より高く登れるようにしました。もともと高地の岩山に生息し、ジャンプの得意なユキヒョウがぴょんと駆け上がる姿を見せてくれることを期待しています。
その他にも動物会館では、かつて東山動植物園で飼育していましたアフリカゾウの全身骨格標本を展示するとともに、命を守り・種をつないできた動物園のこれまでの歴史をたどる特別展を開催するなど楽しい企画がほかにもいっぱいです。
3月18日(土)の開幕まで、待ち遠しいことと思いますが、その驚きは当日までのお楽しみ。ワクワク気分を感じながら待っていただけたらと思います。
開催は6月4日までの期間限定です。ぜひご来園下さい。
動物園長 黒邉 雅実