重要文化財温室前館の第2期保存修理工事がはじまります
2017年01月19日(木)
昨年秋より温室前館の工事ヤード内で鉄骨を組み立てていた素屋根(すやね)の設置工事ですが、11月末に完成し、白いシートで覆われた状態となっています。
中に入ってみると・・・
外が暗くても作業できるよう、照明設備は設置していますが、外側のシートと屋根の一部から光が漏れ、晴天時には照明が無くても十分な明るさとなっています。
また、シートですっぽりと覆われた内部は、外の寒さをあまり感じません。温室を風から守る“かまくら”といったところでしょうか。
第2期保存修理工事は、錆びてしまった鉄骨を補修しながら、建設当初の姿に戻していく工事を進めていきます。巨大な“かまくら”の中で、どんな工事が行われているのか、ブログなどを通じて今後もお伝えしたいと思います。
再生整備課 加藤 寛規