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秋の深まり

2016年11月02日(水)

植物園に吹く風も日々冷たく感じられ、はらはらと木々の落葉する姿に秋の深まりが沁みるようになってきました。
市内でも随一と言ってもさしつかえない紅葉にはまだ早そうですが、園内のところどころに一足気が早く枝先などが色づいたものが見られます。
なかには、早くから紅葉しはじめる園芸種などが彩りを添えています。



武家屋敷門前 イロハモミジ



まだ色づきはじめ



お茶室横 ノムラモミジ



園内の紅葉の見頃は例年と同じく月半ばすぎからと考えています。移ろい行く秋をこれからお楽しみください。



桜の回廊 コブクザクラ



園内では、コブクザクラが猛暑や初秋の雨など今年の天候の加減でしょうか、たくさん花をつけて秋の澄み渡った空に映えています。
桜の回廊でひときわ目だっていて見上げると、少し散り始めていますが、秋のサクラもまた格別です。

温室では、東山がもつ熱帯植物でビガクシダがあります。これは、昭和46年に当時の外国人収集家から寄付された圧巻のコレクションであり、葉の大きさや形のおもしろいものです。



Platycerium ‘South Seas’



Platycerium andinum



ともに温室ハワイアンハウス内にあります。

重要文化財温室は、ただいま復原のため、雨風から主要な鉄骨部分を保護し、また原型をとどめて作業できるようにするため覆いをすっぽり被せ始めています。
次に温室の美しい姿が見られるのは、復原終了後となります。ご不便おかけしますが、復原終了を楽しみにしていて下さい。





秋まつりもそろそろ終盤です。すぐにもみじ狩りライトアップが始まってきます。植物園を楽しむ絶好の時期です是非お出でください。


植物園長  藤井 辰則

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