キッズボタニカルラボを開催しました
8月27日に名古屋大学の研究者のみなさんと一緒に、植物の実験教室(テーマ:光合成)を行いました。
少し難しいテーマに緊張気味だったみなさんを応援しに東山の森から「ズーボ」が駆けつけてくれました。
はじめに、名古屋大学の瀬上先生から光合成説明を受けて、実験開始です。実験にはオオカナダモという水草を使い、どんなことが光合成に影響するか条件(光の強さ、光の色、水の温度、二酸化炭素の量)を変えて調べました。
ライトをオオカナダモに当てて、出てくる泡(酸素)の数を数えます。
実験をしてわかったことをチームごとに話し合って、色鉛筆やサインペンを使って、分かりやすく模造紙にまとめました。
みんなの前で発表。チーム発表ごとに、瀬上先生から、実験の方法や分かりやすいポスターのまとめ方についてアドバイスを頂きました。
今日は急きょ欠席者が出たため、ご父兄チームも発足。
研究者気分で、実験を楽しんでいただき、発表までしていただきました。
講習会の最後には、藤井植物園長から修了証が手渡されました。
キッズボタニカルラボは、名古屋大学と植物園との連携事業です。
名古屋大学からは学術研究・産学官連携推進本部戸次先生と、司会をしてくださった梅村さん、細胞ダイナミクス研究室の瀬上先生をはじめ5人の大学院生の方々にお世話になりました。
また、植物園へ博物館実習に来ている4人の学生さんにも実験をサポートいただきました。ありがとうございました。
★花マップ★
植物園指導園芸係 今井田 春美