恐竜像のしっぽ
2016年03月10日(木)
東山動植物園に3体ある恐竜像のうち一番大きなブロントサウルス像。
このブロントサウルス像のしっぽがどんな形かご存知ですか?昔は先端まで見えたようですが、現在は下の写真のように一部が園路に埋まっていて、全貌がわかりません。
建設当時の設計図ではしっぽが曲がっています(赤丸部分)。しかし、実物は設計図とは異なる所があるため、実際はどうなっているかわかりません。
そこで保存活用の一環として、恐竜像のしっぽがどのようになっているのか調査を行うことにしました。
機械を使って舗装を撤去し、その後、しっぽを傷つけないように手作業で慎重に掘っていきます。設計図のようには曲がっておらず、なかなか先端が出てきません...
おっ、先端が見えましたね。
これがしっぽの先端まで掘ったところです。埋まっているところが2.6mもありました。こんなに長いとは思いませんでした。
現在は皆さんにご覧いただけませんが、今後しっぽ全体を見ていただけるように整備していきたいと思っています。お楽しみに!
再生整備課再生整備係 宮原 卓也