竹柵の更新をしました
2016年02月24日(水)
植物園では、先週、竹林のモウソウチクを間引きしました。竹と竹の間隔が狭くなっていましたが、これでスッキリ。
竹の密度は、大人が傘を差して中を歩けるくらいの間隔が望ましいと言われています。
放っておくとどんどん混み合って、細い竹ばかりになってしまうため、こまめな手入れが必要です。近く肥料も入れる予定です。
そして、せっかく間引いたモウソウチクですから、これを利用して、数年ぶりに竹柵を更新しました。
実はあちこち杭が腐って、ぐらぐらしていたのです。
古くなった竹を取り外し、腐った杭を抜いていきます。
新しい杭を等間隔で打ち込みます。
杭の先端を加工します。
先端に竹を取り付ける時は、園路側からきれいに見えるよう裏側からクギ打ちします。
また、人の手が触れた時に危なくないよう竹の節を滑らかに整えます。
完成です!!
間引いてスッキリとした竹林と、新しくきれいになった竹柵で、皆様のご来園をお待ちしております。
植物園緑地造園係 山田 靖