今年の動物園五大ニュース
2015年12月22日(火)
年末恒例の私が勝手に選ぶ動物園の五大ニュースです。ネタを考えなくてもいいからと勘ぐらないように。一年を振り返って反省することも大事ですから。
1.ゴリラの群れ展示
シャバーニが初めて東山に来てから8年目。メスとの相性、繁殖、人工哺育のアニーの群れ復帰などがあり、2頭の子どもが遊ぶ日本初の群れ展示となりました。
またシャバーニが写真集、ポストカード、DVD、年賀状、カレンダー、CMとアイドルなみの大人気。シルバーバックとして頑張っている姿がカッコイイのですよね。
2.マレーグマのマーチン
クマ舎ができてから25年間一度もなかったとはいえ、マーチンが壁を登ったのは事実。5月5日の超多客日に、何事もなくてよかったのですが、あってはならないことでした。反省。
3.
メダカの新種発見
今年のはじめに発表したので、もう印象が薄いかもしれませんが、動物園として新種発見したのは初めてで、すごいことなんです。
4.第3回東山動物園寄席開催
1回できればいいと思っていたのが、3回目を迎えました。今年は待望の「動物園」という噺が聞けて、しかも噺の中に私も登場しました。主催のNPO法人東山動物園クラブさんに感謝です。
5.園内売店閉店
長年にわたり園内の飲食・物販サービスを提供してくれていた個人売店が閉店しました。開園当時から、中には鶴舞公園時代から続いていたお店もあったとか。長い間ご苦労様でした。
ほかにもたくさんの動物たちが話題を提供してくれました。もうすぐ羊が去ると猿がやってきますが、来年も東山動植物園をよろしく申し上げますでごザル。ふ〜っ。
動物園長 橋川 央