落ち着きました、あとは発情待ちです!
ツシマヤマネコのごくうが来園して3週間が経ち、パドックにもすっかり慣れました。
どうでしょう?落ち着き払った様子が写真から伝わりませんか?
これでは、ちょっと伝わりませんかね。
こちらなら伝わるでしょうか。
ごくうは2007年に福岡市動物園で生まれ、ほどなくして対馬野生生物保護センターに移りました。
その後、2011年に沖縄こどもの国へ移動して公開され、「ごくう」と名付けられて一躍人気者に?なります。
2013年には、生まれ故郷の福岡市動物園へ戻り、繁殖兼公開個体として春から秋は公開施設、冬は繁殖施設で過ごしてきましたが、交尾はしたものの子供の顔を見ることができるまでには至りませんでした。
ツシマヤマネコも他の動物同様に若いメスの方が妊娠の確率が高いので、今シーズンは当園のメス??65(1歳)とペアリングさせる運びとなったわけです。
福岡市動物園の飼育担当N尾さんもしぶしぶ?送り出してくれました。笑
現在、パドックの他、部屋間移動に使うキャットウォークにも順応し、週1回の体重測定も難なくこなしています。
後は??65の発情を待つばかりです!
こんなに良い性格のオスだと繁殖へのプレッシャーも増すばかりで、相方と胃が痛いと話しながら仕事をしています。
早くメスに発情がきてくれないかな〜
動物園飼育第一係 加藤 俊紀