重文温室保存修理工事 見学会を開催します!
2015年11月18日(水)
温室前館の保存修理工事も、着手から約1年2か月が経ちました。
重要文化財のなかでも、鉄骨造建築物の保存修理はこの温室前館が国内初。
解体工事もひと段落し、建設当初の鉄骨の骨組みがよく見える状態になってきました。
(まだ現場はシートで隠れていますが…)
来年度(H28)から本格的な補修と復原工事が始まるため、温室前館全体を仮設の屋根・壁で覆う必要があり、外部からは様子が見えなくなってしまいます。
その前に、より近くで温室の姿を見ていただき、保存修理工事について知っていただく機会を作ろう!ということで、このもみじ狩りの期間内に、工事現場を一部開放して見学会を行うことにしました。
場 所:植物園 重要文化財温室前館工事現場(安全エリア内)
開催日:平成27年11月28日(土)および12月5日(土)
時 間:13時〜16時(随時担当者による説明があります)
※雨天の場合は中止となります
当日は、限定的ですが工事現場内に入れるようになります(温室建物には入ることが出来ません)。
保存修理工事の状況や解体した部材、鉄骨の溶接補修の方法など、写真や実物をお見せしながら説明いたします。もちろん骨組みとなった温室も近くで見る事ができます!
貴重な工事の貴重な機会、ぜひお立ち寄りください!
再生整備課 堀 啓輔