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秋の深まり

2015年11月02日(月)

11月になりますと、少しずつ風が冷たくなってきました。そろそろもみじが色づきはじめるころとなります。もみじの見頃は、最低気温が8℃を下回ってから3週間目くらいから紅葉が一番楽しめるようになります。今年は10月26日が最低気温で8℃となりました。そこから数えると11月中旬すぎからとなりそうです。ライトアップを11月の連休と月末に準備しています。市内でも随一の紅葉を是非楽しみにしてください。


湿地園横コハウチワカエデ


1本だけ見事に紅葉しています。

バラは今見頃を迎えていますが、秋は花だけでなく赤い実も楽しめます。実はローズピップとも呼ばれハーブとして利用されることもあります。西洋のある国ではその昔ビタミンの補給源として栽培を推奨したこともあったそうです。実をつけているバラを探すのも面白いかも。


ラ・セビリアーナ


パシィーノ


さて公開中の温室後館のサンギャラリーにはいると、プーンと何か生臭い匂いがただよっています。正体は、熱帯アメリカ原産ノウゼンカズラ科のガーリック・バインです。薄い赤紫色のロート状のきれいな花ですが、落ちた花を踏みつけると強い生のニンニク臭がします。別名ニンニクカズラで、葉や蔓も傷をつけると同様に臭います。原産地では薬用として発熱や皮膚病にも利用するようです。


ガーリック・バイン(サンギャラリー)


最後にまもなく熱帯の花で一番美しいといわれるニューギニア原産のムクナ・ベネッティーの花が咲いてきます。マメ科のツル植物で栽培に気難しいところがありますが、緋色で鳥のくちばし型の見事な花はかたまって見事です。楽しみに待って下さい。


ムクナ・ベネッティーのつぼみ



植物園長  藤井辰則

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