みどりの魅力
2015年09月01日(火)
8月22日に名古屋青年会議所主催のイベントが開催され、プラントハンターで有名な西畠清順氏を招き講演と記念植樹を行っていただきました。当日は天候にも恵まれ良いイベントとなりました。関係の皆様、およびご来園の皆様ありがとうございました。
記念植樹の様子
植樹したオリーブ(80年生)
さて園内に足を向けると、盛夏を過ぎたころの植物でおもしろいものがあります。ススキの根元に目をやると不思議なこれ植物?というものがあります。寄生植物のナンバンギセルで、薄紫の花だけが西洋のパイプに似ているのでこの名があります。うつむきかげんに咲くので万葉集などでは「おもいぐさ」と古くから詠まれています。
ナンバンギセル(宿根草園のススキの下)
温室では、サボテンが花をつけています。サボテンは何千と種類がある植物でトゲトゲが有名ですが、植物ですので花が咲き、色形とも美しいものが多くあります。
瑠璃丸(サボテン)の花
鬼面角(サボテン)の花がもうすぐ咲きそう(一日花)
暑さも和らぎはじめると、いろいろな花を楽しめるようになります。
植物園に是非お出でください。
東山植物園長 藤井 辰則