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皇帝(ミカド)の花

2015年04月16日(木)

植物園の温室・中南米産室にも春がやってきました♪

今回ご紹介する植物は、和名で「ミカドアナナス」といいます。
学名はVriesea
imperialis となっていて、凛々しいその姿はまさに皇帝陛下です。
仲間の小型タイプと比べてみると、とにかく大きいのがわかるかと思います。



手に持っているのと比べるととにかく大きい!



この大きなアナナス、植えてから20年以上たっています。
この長い長〜い間花が咲いたことがなかったのですが…やっと花が確認できるようになりました。

花は高い位置で見えづらいところにあるので、ご覧いただけるよう「鏡」を取り付けました♪



鏡でみてくださいね



ただ、花とは言うものの…
ドコカラドコマデ花?1週間で30cmは伸びたようだから、もっと伸びるような〜
まだまだ観察中です(^^;)

花は繁殖のためのもの。
動物でいうと、繁殖期を迎えたことになります。アナナスの仲間は花が咲くと、その株は枯れてしまいますが、子株ができます。また、うまく受粉ができれば実もつけます。この大きな株が消えてしまうのは寂しいですが、次につないでいけるようにお世話をしていかなければ!と思います。

なお、すぐ近くにはこの前まで盛んに花を咲かせていた、女王さまもいらっしゃいます。
和名は「断崖の女王」。Sinningia
leucotricha という学名です。



平成27年3月17日の花の写真です



毛皮のコートを着こなして、ミカドさまよりうんと小さいですが、赤い花を咲かせていたころの印象は強くて注目のマトでした。また来年の春に咲かせてくれることでしょう。

そして、ミカドアナナスのすぐ上にあるパキラにはつぼみが。今年は何輪咲くでしょうか。
(「見上げてみてね!パキラの実」)

どの植物も日々の成長が楽しみです。


植物園指導園芸係  小山 綾子

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