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早春の植物園では・・・

2015年02月01日(日)

お正月から寒い日が多かったのですが、植物はその寒さを体験したおかげで春の準備万端です。植物園内の各所では、早春の花が次々に咲いてきています。それをご紹介する前に、まず“氷の花”をご覧ください。



シモバシラ(日本庭園にて)



シソ科の「シモバシラ」は地下部からしみ上がった水分が、枯れた地上部の茎から水飴のようにひねり出て凍ります。写真は1月29日の朝9時の様子です。池に氷が張るような冷たい朝にご覧いただけます。



シモバシラ(全体)



「早春の小径」を歩きますとロウバイ、ソシンロウバイが見ごろです。その先の梅林で早咲きのウメを見つけました。白い花が枝先で咲いています。



ウメ<冬至>(梅の谷にて)



茶室がある也有園ではフクジュソウが顔を出してきました。もうじき太陽に向かって花開きます。



フクジュソウ(也有園にて)



一方、温室の中は暖かい季節が続いています。上を見ればブーゲンビレア、その下にはハイビスカス。そして南側のガラス面にはボーモンティアの白い花が咲き始めてきました。蕾もいっぱいついています。



ボーモンティア(温室 サンギャラリーにて)



そして温室(サンギャラリー)の反対側には、植物園で“冬の花火”と呼んでいるクレロデンドルム・クアドリロクラレが咲いてきました。温室の中でご覧になれる、花の打ち上げ花火です。



“冬の花火”(温室 サンギャラリーにて)



冬から春へと移りゆく季節を、そして暖かい温室の中の花々をご覧ください。2月の植物園に、ぜひどうぞ。


植物園長  伊藤 悟

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