新築なのに・・・?
現在、アジアゾウ舎「ゾージアム」前で休憩所新築工事と広場の整備工事を行っています。
工事は途中ですが、今回は興味深い部分をご紹介します。
これは休憩所の屋根です。
新築なのにいきなりサビだらけ?!
と、思っていただけたら狙い通りです!
新築中の休憩所は「スリランカの古民家」をイメージした造りになっています。屋根は元々ゾージアムのようなヤシ葺きだったものが古くなって補修のためにトタン板を貼っている想定です。トタン板も年月が経過して劣化している様相にしています。実際にスリランカでそのような民家があるそうです。
サビたように見える屋根材は「ガルバリウム鋼板」といって、よく建築部材として用いられ、本来は非常に耐久性の高いものです。そのためわざとサビが発生したようにハケやスプレーで塗装しているのです(エイジング塗装といわれる技法です)。
ちなみに屋根を設置したばかりの状態がこちら。ピカピカですね。
今は建物周囲がシートで囲われていますが、2月中には外す予定ですので、ゾージアムの2階から屋根をご覧になってみてはいかがでしょうか。
なお、休憩所は春まつり頃にオープンの予定です。
再生整備課再生整備係 近藤 幸徳