どんぐりの背比べ
2014年11月25日(火)
秋も深くなり、植物園は紅葉の季節となりました。
「紅葉ライトアップ」も始まり、植物園が盛り上がっています。
紅葉、黄葉、もみじと葉っぱのことばかりですが、秋には「実りの秋」もありますよね。
実りといえば、今年も植物園の至る所でどんぐりが落ちています。
どんぐりとはブナ科植物の堅果(けんか)と呼ばれる実のことで、広い意味ではクリの実も含みます。
どんぐりは帽子を被っていることもありますよね。
この部分は殻斗(かくと)と呼ばれ、どんぐりの種類ごとに違っています。
どんぐりの背比べをしてみました。
左から、ツブラジイ、アラカシ、シリブカガシ、アベマキ、マテバジイ、ナラガシワです。
ことわざでは大きさが変わらないことを言いますが、種類が違うと大きさも形も違いますね。
ちなみにナラガシワは園内にないので稲沢市で拾ってきました。
園内での採集は原則禁止です。
どんぐりがたくさん欲しいときは、近くの公園等で探してみてくださいね。
○お知らせ○
植物園のもみじ狩りの情報を東山植物園ガイドボランティアさんがfacebookで発信しています。
facebookで「東山植物園もみじ狩り」を検索してチェックしてみてください。
★東山植物園もみじ狩りfacebookページ★
植物園指導園芸係 高木 彬