トリビアを覚えて植物園へ行こう 〜植物クイズ その3〜
ササの葉さ〜らさら〜♪ということで7月7日は七夕です。
個人的には「ササの葉さ〜らさら〜」ではなく、「タケの葉さ〜らさら〜」では?なんて無粋なことを考えてしまいましたが、まぁそれは横に置いておいて、植物園でも現在開催している「よみがえる万葉展」で植物会館前にタケに七夕飾りを飾りました。
今年は、彦星と織姫は出会えるのか?晴れることを祈ります。
さて、今回はタケについてトリビアクイズ!!
〜トリビアクイズ その3〜
タケの生長はとても早く、筍(たけのこ)が伸びる早さは1日に約1m伸びると言われています
では、タケの伸び方に関してクエスチョン!!
タケの生長は、どのように高くなっていくのでしょうか?
1:タケの先端に新たな節間が発生し、新しい節間(※)を増やしながら高くなる
2:タケの根元に新たな節間が発生し、下からタケ全体を押し上げるように高くなる
3:節間の数は変わらず、各節間が伸びて高くなる
(※節間:節から次の節までの間の部分)
答えは、次回のトリビアクイズで発表します。
答え.2 ホッキョクグマ(シロクマ)です。
スモークツリーは、花後の花柄が煙のように見えることからこの名がつきましたが、この名前は英名で、日本語名(和名)は「ハグマノキ(白熊の木)」といいます。
ちなみにこのハグマ(白熊)とは、実際のシロクマとは関係なく、中国産の「ヤク」という動物の白い尾のことを言います。僧侶の払子(ほっす:仏事に使用するはたきのような形をしている道具)、甲冑や槍の装飾として使われました。
ハグマ(白熊)の形状がフワフワモフモフで、スモークツリー様子と似ていることからこの名がついたと言われています。
植物園緑地造園係 安藤 定治